葉状腫瘍日記・5(手術決定と術前検査と全身麻酔について)

どうもマルポンです。

前の記事で針生検の結果が出たって話を書いたんですが、その続きです。

結果が出たとはいえ結局シコリの正体が何なのかわからなかったんですが、手術をすることが決定しました。

ちなみにこの時、シコリの大きさは約2cmでした。

(正確な大きさは忘れちゃいました)

手術決定のいきさつ

シコリの正体で疑わしいのが乳腺線維腺腫葉状腫瘍の良性ということだったんですが、ここで気になるのがそれぞれの治療方法。(詳しくは葉状腫瘍日記・4

今の私の状態が、

  • 線維腺腫かもしれないけど一番怪しいのは葉状腫瘍
  • もし線維腺腫であっても今現在が約2cmなので、これ以上大きくなったら手術で取り出す可能性も。

どっちにしても取り出す結果になる確率が高そうなんですよね。

だったら

早めに手術で取ったほうがいいだろう!

ということで手術でシコリを取ることに決めたわけです。

手術をする日は、一番早くてこの日に出来るという3月23日に決定しました。

前日の22日に入院し、23日に手術(時間はまだ未定)をして、24日に退院。

2泊3日の弾丸ツアー♪な感じです。

麻酔の選択

手術をするとなれば当然麻酔をするわけなんですが、全身麻酔局所麻酔のどっちがいいか聞かれてちょっと悩んだ結果、全身麻酔でやってもらうことにしました。

麻酔の選択でまず思ったのは・・・

  • 全身麻酔って聞くと、なんか大がかりな感じがする。
  • 局所麻酔だと手術中の先生たちの会話が聞こえて気になっちゃう。
  • もし手術中に先生が「あっ!」なんて言ったのが聞こえちゃったら、「何?どした?なんか間違っちゃった?」なんてビクビクしそう。

てなことでした。

ただ、局所麻酔なら全身麻酔よりは病院にいる時間が短くて済むみたいで、老犬(いつ具合が悪くなってもおかしくない)を飼っている私としては、

出来るだけ入院時間は少なくしたい!!

そう思って局所麻酔にしようかと思ったんですが、

局所麻酔だと匂いとかあるよ~

と言う先生の一言で全身麻酔に即決しました。

消毒液の匂いとかなら全然平気だけど、自分の肉の匂いとかは絶対に嗅ぎたくないですからね~(;´Д`)

※ちなみに何の匂いかは確認してません。勝手に自分の肉の匂いだと思い込んでひるみました。

後になって全身麻酔と局所麻酔について調べてみたので簡単に書いておきますが、医療の知識はないので参考程度にしてください m(_ _)m

全身麻酔のメリット

  • 痛みを感じることはなく、寝ている間に終わる
  • 手術中は体を動かせないので医者が手術が行いやすく、患者は安全に手術を受けられる

局所麻酔のメリット

  • 全身への負担(全身に影響する薬を使用しないため)が少ない
  • 麻酔に必要な機器が少ないので全身麻酔より安い金額で受けられる

スクリーニング検査

どの手術でも手術の前に行われる検査があり、これらをスクリーニング検査と言うそうです。

実際に私が受けたのは、胸部レントゲン写真、心電図、血液検査、尿検査、呼吸機能検査でした。

このスクリーニング検査の目的は、

  • 手術前の全身の状態の把握
  • 手術や麻酔による体へのリスクがどの程度であるか評価
  • 手術の合併症発症のリスクを予測

などだそうで、手術の目的や患者の病歴などにより、さらに必要な検査が加えられるみたいです。

※呼吸機能検査だけは来月の3月8日にすることになり、それ以外の検査は手術が決定した日(2/16)に受けました。

胸部レントゲン写真

手術中や手術後に影響のある肺の状態を把握するため、肺に病気や感染症が見られないかを検査。

心電図

心臓の病気が隠れている(日常生活には支障がないため気づかない)ことがあるため、手術前に検査。

※横になり上半身にいくつか装置を付けて、5分くらい寝ているだけだったのであっという間でした。

血液検査

血液の基礎疾患のチェック、肝臓や腎臓機能、血糖値、感染や貧血の有無など、手術前の状態を正確に把握するために検査。

また手術による出血が予想される場合は、手術用の輸血準備量などが決まる。

※大事な検査なんですが、検査後に数値に関しては特に何も言われず

「B型肝炎、C型肝炎、HIVは大丈夫!」

と言われたので、

「あ~そっちが知りたかったの?」

と思っちゃったんですけどね (゚ω゚;A)

尿検査

手術中に異変が起こる可能性のある病気の有無を検査。

呼吸機能検査

全身麻酔では人口呼吸器を使用するので、手術中の安全のために肺活量や一秒間で吐き切る空気の量など呼吸機能を正確に把握するための検査。

ようは全身麻酔の手術に耐えられる充分な肺機能があるかの検査ですかね。

※結果は、ギリギリ全身麻酔に耐えられる肺機能だったらしく、呼吸訓練機(肺活量を強く?する道具)を勧められました。

ですがその場で購入すると高そうなので、後で自力で用意(次の記事で書くつもり)しました(^^)v

※この呼吸機能検査なんですが・・・

子供の頃にやった肺活量の検査みたいなものかな?σ(・・?)

と思っていたんですが、実際はもっとヘビーでした。

大きな機械に繋がっているパイプみたいなものを口でくわえて、息を吸ったり吐いたりするんですが、限界まで「吸え」だの「吐け」だの横で言われ・・・

もう限界だって必死で目で訴えているのに、

「まだ吐ける!まだ吐ける!」「まだ吸える!まだ吸える!」

と連呼され、指示している人が松岡修造かと思えるぐらいでした。

そんな感じで全力でスーハーしまくったので、終わった時は軽く汗ばむくらい体力使いました。( -.-) =зフウー

入院はまだ先

手術が決まり手術前のスクリーニング検査などについて書いたんですが、まだ入院する直前にやった検査や準備したことなどがあるのでまた次の記事に書こうと思います m(_ _)m

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